丁寧な暮らしがもたらすもの
「丁寧に暮らしてるね。」
いつもの朝の習慣の一つだったけど、そんな風に言われるといつもの習慣が素敵なことに思えたある朝のこと。
13歳くらいの頃、シンガポールの丘の上にあった宮殿のようなインド・レストランに連れていかれ、そこで食後に出された紅茶を飲んで以来紅茶にハマった。それからは紅茶が趣味の一つ。
丁寧に淹れた紅茶と季節の果物をいただくのが朝の習慣になったのはいつからだったかな。
泊まりにきていた友人が、ソファでまだ少しボーっとしているところに出した紅茶と果物。
それを見て友人が言った「丁寧に暮らしてるね」の一言に少し驚いた。
驚いたわたしに友人も驚いてたけど(笑)
丁寧に暮らす。
丁寧に生きる。
とても大切で素敵なことだと友人に気づかせてもらった。
ヨガのレッスンの前はみんなに丁寧に体を動かすこと、自分と向き合うことを自分の中に落とし込んでもらってから始めるようにしてる。
普段から動作や対応を丁寧にするよう意識することは、所作が美しくなって雰囲気も良くなる。なにより自分への意識が高まることは精神を落ち着かせる・鍛えるなどの効果もある。
お茶を淹れる、話を聞く、物を静かに置く…
丁寧って、一瞬一瞬に集中することでもあるなって思う。